田殿神社

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節分の時期に咲く、希少な植物・節分草(セツブンソウ)

田殿神社の社殿正面へとのびる参道を挟んだ、境内の両側の約500㎡にセツブンソウが開花します。
2月~3月にかけて、節分の頃から花を咲かせるためこの名前がついたといわれています。
開花時期には、この花を目当てに美作市を訪れる人々も少なくありません。

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春の妖精(スプリング・エフェメラル)

ちなみにセツブンソウの花言葉は「人間嫌い」と「気品」「光輝」「微笑み」だそうです。
人間嫌いの花言葉の由来は、人里離れた林に生息し、早春のごく限られた時期にしか地上に姿を現さない生態から。孤高な感じがしますね。
気品・光輝・微笑みの由来はその見た目の可憐さ、清廉さからとされています。
(部分引用先:花言葉事典
また、春の短い間しか咲かない儚さから、セツブンソウは英語圏では春の妖精(スプリング・エフェメラル)と呼ばれているそうです。
日本でのセツブンソウは平安時代の古書では以倍仁礼(いえにれ)と呼ばれており、古くから親しまれている花です。
この可憐な白い花は、実は花びらではなく、萼(がく)という面白い植物です。

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近くには高さ5メートルほどの清滝(きよたき)、「美作四国八十ヶ所めぐり」の祠などがあります。

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名称:田殿セツブンソウ群生地(田殿神社)
住所:岡山県美作市田殿706 田殿神社 清滝
※アトリエ清瀧周辺に群生地があります。