その昔、豊穣を祝う秋まつりに獅子舞を奉納することで神様に感謝して来年の豊作を祈りました。その獅子舞、雄と雌、勇ましさと優美さを舞で表現しているとされています。
八幡神社の獅子舞は勇壮な雄型、境神社の獅子舞は優美な雌型で、もともと一対の舞だったと言われています。
そこで岡山県は二つの神社の獅子舞を一対のものとして重要無形民俗文化財に指定しました。
八幡神社の獅子舞↑ 境神社の獅子舞↑
八幡神社には県指定重要文化財の歌舞伎舞台と、貞享2年(1685年)と裏面にあり、木彫りの漆塗り。補修などされておらず原型を美しくとどめています。
所在地:八幡神社 岡山県久米郡美咲町大垪和西238
境神社 岡山県久米郡美咲町境373