衆楽園(旧津山藩別邸庭園)

衆楽園(旧津山藩別邸庭園) 衆楽園(旧津山藩別邸庭園)

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衆楽園(しゅうらくえん)は江戸時代初期、津山藩2代藩主・森長継が、京都から作庭師を招いて造営した池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園です。京都御苑内にある仙洞御所(せんとうごしょ)を模したものといわれ、島の配置や植え込みなどに京風の洗練された美を感じることができます。幕末までは他藩の使者などとの御対面所、または藩主の私的な別邸として使われていましたが、明治3年(1870年)に「衆楽園」と命名、一般公開されました。

平成14年9月には「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」として国の指定名勝に指定され、現在は無料で一般開放されています。春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の表情があり、1年を通して訪れる人を楽しませています。

※池泉回遊式とは、江戸時代に発達した日本庭園の一様式。池とその周囲を巡る園路を中心に作庭するもの。京都桂離宮、金沢兼六園・六義園などもこの様式。

※名勝とは、芸術上または観賞上価値が高い土地について、国(文部科学大臣)が文化財保護法に基づき指定するもの。

所在地 津山市山北628
電話番号 0868-23-6507
営業時間 7:00~20:00(11月~3月は17:00まで)
休日 無休
交通アクセス 中国自動道津山IC・院庄ICから車で約15分、JR津山駅から徒歩約20分
駐車場 130台(無料)